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港のお仕事 No.14 ~ 門司港サイロ ~

 みんな、ぼくがどこにいるか分かる~?
 今回は門司区西海岸にある「門司港サイロ株式会社」を訪問したよ!
 みんなは、サイロって知ってる?鶏さん、豚さん、牛さんのえさになる穀物を貯めておく、タンク式の倉庫のことだけど、ここ門司港サイロは、そのえさに使われる大豆かすや粒状のトウモロコシを貯蔵しているんだ。トウモロコシ用が1,000トン×10本、大豆かす・なたねかす等用が600トン×10本、合わせて16,000トンもの穀物を貯蔵できるんだよ!
 事務所の入り口から入ってみます!こんにちは!
 門司港サイロでは、お客様である飼料会社のニーズに合わせて、穀物を受け入れて、保管と搬出までを行っているんだ。穀物が足らなくなると、鶏豚牛さんたちのえさが作れない→豚さんたちが育たない→みんなの食糧が足らなくなっちゃう→だから、穀物がなくならないように、日々気を付けているんだって。それから扱っているトウモロコシのほとんどは、アメリカやブラジルからの輸入品。もちろんお船で運ばれてくるよ。大豆かすは、国内の食用油の製造工場から、油を搾った後の大豆を再利用しているんだ。無駄がなくていいことだね!
 まずは岸壁に出て、船から穀物を受け入れしているところを見学したよ。今日の船には1,500トンものトウモロコシが積んであったよ!!これが全部ポップコーンになったらどんなだろ~?
 次はサイロの内部を見学!最上階の7階に上がってみたよ。7階って言っても35mの高さだから、通常の建物よりうんと高いよね!
 船から運ばれた穀物は、一旦最上階まで運ばれて、量をはかってからそれぞれのサイロに保管するよ。その後は、お客様の要望に応じて砕いたりして、トラックが来たら、荷台に直接落として積むんだ。20トンのトラックの荷台にいれるのにかかる時間はたったの10分だって!スピーディーだね!穀物でいっぱいになったトラックは、今から飼料工場に行くんだ。
 今回門司港サイロを見学させてもらって、サイロのしくみや、ここに貯めている穀物がどんな風に扱われているのかが分かって本当に勉強になったッキュ~。
 門司港サイロのみなさん、ありがとうございました!


門司港サイロに来ました!
ぼくがいるの分かるかな?

事務所の方からお邪魔します!

サイロの真後ろの岸壁には
穀物を運ぶ貨物船が着くよ。

今日はトウモロコシが運ばれてきたよ♪

どんどん、運びこまれます!

次は、サイロの内部を見学させてもらうよ!

種明かし!

ここだよ~!

じゃじゃ~ん!最上階の7階に着いたよ♪
高くて怖いけど、関門海峡が一望できるね☆

さっきの貨物船の様子が上からのぞけたよ。

ここがサイロの上の部分。
この下に20基のサイロが建ってるんだ。

運び込まれた穀物は一度、一番上の階まで吸い上げられて、異物や金属が混ざっていたら選別する装置にかけられるよ。

それから、重量を計ります。
後ろの箱で1回に4トン計れるんだよ!

次は出荷の行程。
まずは、飼料が固まって詰まらないように振動を加えながら、サイロから出すよ。

それから、お客様の要望のサイズにするために網を使って分けて、

網を通らなかった塊を粉砕したり、
粉を吸いこむ装置を設置したりして、

トウモロコシの場合は異物を選別してから、

トラックの荷台につんで、出荷されるよ☆
後ろのトラックには20トンの
穀物が入るんだって!
でも、積む時間は10分で終わるんだって!

事務所内のパソコンでは、受け入れから
出荷のようすがひとめで分かるんだ!

ありがとうございました♪
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