スナQナビ

港のお仕事 No.16
~ 日本サバイバルトレーニングセンター ~

今回は、前回のレポートでお知らせした「ニッスイパイオニア館」のお隣にある、「日本サバイバルトレーニングセンター」を見学させてもらったよ。「サバイバル」なんて、なんだかドキドキするね!いったい中はどんな感じなんだろう?

「日本サバイバルトレーニングセンター」(NSTC)は、日本で唯一の世界基準の海洋サバイバル訓練施設で、「事故による人材損失の防止」「国際的取組みへの対応」「海洋で働く人材育成」を目的とした施設なんだ。施設は洋上サバイバル施設と消火訓練施設の2つがあるんだけど、今回は洋上サバイバル施設を見せてもらったよ。
中に入ると2階にすごく大きなプールがあったよ!このプールは、水深が5mあって、水温は受講者の集中力が保たれるように28℃に設定されているんだって。

ここでは、国際基準に基づいた様々な訓練を行っていて、ヘリコプターの不時着対応訓練、潜水訓練、シーサバイバル訓練をしているんだって。受講者は洋上で働く様々な業種の方たちで、年間約1000人もの受講者に利用されているんだって。すごいね!

プールには、ヘリコプターを模した脱出訓練用の装置や、救命艇が浮かんでいて、脱出訓練をするんだって。この訓練を行うことで緊急時の対応に役立つんだね!
次は、屋外に設置されている救命ボートを見せてもらうッキュ~♪この赤いボート、よく大きな船にくっついているのを見るよね。
救命艇は緊急時に使う小型のボートだね。救命艇設備は2つあって、どちらも海に面して設置されているんだ。訓練ではこの救命艇に乗り込んで実際に海に飛び込むんだって!NSTCでは、受講者の方々に安全で理解しやすい訓練提供を目指してるって言ってたよ。命にかかわることだから、とても重要だね。

今日は、洋上で働く人たちがこういった施設で訓練しているってことが分かって、とても勉強になったよ。見学させてもらってありがとうッキュ~♪
*特別に許可をもらって撮影しています。

*日本サバイバルトレーニングセンターのHPはこちらから↓
http://n-s-t-c.com/


水深が5mもある大きなプール。
後ろの救命艇で訓練が行われるんだ。

これがヘリコプターを模した装置だよ。
プロペラはないけど、
ヘリコプターの本体部分と同じだね!

この装置に受講生が乗り込んで、
プールに沈めて、
窓を外して脱出する訓練をするんだ。

屋外の救命艇設備。
「フリーフォール式」(左)と
「ダビット式」の2種類あるよ

これがフリーフォール式。
なんと後ろ向きに座って、海に向かって滑り落ちて着水訓練をするんだ。身体の安全を守るためなんだけど、すごく怖いんだって!

受講生No.1、スナQです!
受講生の人はここに整列するんだね。

こちらが「ダビット式」だよ。
吊り索と降下用ウィンチを使用する
救命ボートだよ。
緊急時に冷静に対応できるように
訓練が行われているよ。
 
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