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港のお仕事 No.18 ~ 関門汽船 ~

 今回は、門司港と山口県下関をつなぐ関門連絡船を運航している「関門汽船㈱」を見学させてもらったよ!明治22年創業で、九州と本州を結ぶ重要な交通手段としての役割を果たしてきたんだよ。
 関門連絡船は、通常は船長さんが1人なんだけど、見学させてもらった日は、先輩船長さんが新人船長さんの指導のために、二人船長で運航する日だったんだ☆船長さんってどんなお仕事をしてるんだろう?今日はしっかり見学させてもらおう!
 今日のペアは、今年4月に入社したばかりの酒向(さこう)船長と、入社7年目の先輩の矢野船長。関門汽船の船長さんは半数が女性なんだよ!かっこいいね♪二人とも「海上技術短期大学校」っていう船員さんを育てる学校を卒業して、関門汽船に就職したんだ!海技士*っていう資格を持っているから、就職してすぐに船長さんとし活躍できるんだ。
 今回乗船させてもらうのは、「門司港~唐戸~巌流島」を結ぶトライアングルコース。「わかば」っていうお船だよ。出港は門司港の「マリンゲートもじ」から。最初に出港前点検を見学!船長さん2人はエンジンルームを覗いてエンジンのチェックをしたり、船体を掃除したりしていたよ。
 準備が整ったらお客様をお迎えします。そして定刻になったら、唐戸へ向かって出航!唐戸へは、約5分で到着。船を着岸させるときは、慎重に操舵していたよ。着岸したらすぐに、甲板員さんが、綱をビットにつないだよ。しっかり、つなぎ終わったらタラップを出して、お客様をお見送りして、乗船するお客様からチケットをもらったら、すぐに出航!唐戸での着岸時間は約5分だったよ!すばやいね!
 次は巌流島へ向けて出航するよ。ここでは、巌流島へ観光に行くお客様が乗ってきたよ。巌流島へは10分くらいで到着。ここでも素早く、着岸、綱とり、タラップ、下船まで確認。そして船はまた5分後に門司港へ向かって出航したんだ!
 船長さんに聞いてみたらね、今日はこのトライアングルコースをずぅっと夕方の5時まで繰り返すんだって。忙しいね!
 大変じゃないかな~?って思っていたら、「お客様がたくさん乗ってくれたらうれしいし、やりがいを感じて楽しいです」って。そうなんだね!
 今日は、ぼくも船旅を体験して、とても気持ちが良かったよ。あっという間に着いちゃうのが寂しいくらいだったよ。みんなも関門汽船で船旅楽しんでみてッキュ~♪

関門汽船㈱の情報はこちらから↓
http://www.kanmon-kisen.co.jp/

*海技士(かいぎし)とは、主に大型船舶の船舶職員が持っていなければならない国家資格の総称である。


ここがのりば入口だよ♪

乗船チケットは券売機で購入するか、

窓口で買うこともできます!
「子ども1枚お願いします♪」

巌流島行を回るコースに乗船します!

こちらが今日乗船するお船、
「わかば」だよ☆

本日の船長さん
酒向船長(左)と矢野船長(右)
です。

エンジンルームの入口。
座席の下にあるよ。

窓ふき掃除中。

ぼくも船体洗いをお手伝い♪

乗船するときは、
後ろにあるタラップから。

2階席もあるよ!

後ろには関門橋

前方にはレトロの街並みが
見えるッキュ~♪

ここが運転席の入口だよ♪

運転席は船の一番前にあるよ。

着岸の時は、
先輩船長さんも横で見守って。

着岸したら、
甲板員さんが綱をとります。

綱でしっかり船を繋いで

着岸終了~

船長さんはすぐに船を降りて
次のお客様を待ちます。

すぐに乗り込んで、出航!

下関の観覧車の前を通ったよ。

巌流島の桟橋が見えてきた!

門司港へ帰ります。
ここは、船の通行も多いので、
慎重に運転。

マリンゲートへの着岸のときは、
先輩の矢野船長に交代したよ。

トライアングルコースが
1周終わっちゃった~☆

ありがとうございました☆

あっという間に
次の航海に出ちゃった!

トライアングルパスは
大人900円子ども450円
みんなも乗ってみてッキュ~♪
 
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